今回はトロッコプランターをつくります。材料のカットがすめば、組立は意外と速いですよ!
レシピvol.20 トロッコプランター

材料・工具
材料
・SPF材 1×4 3フィート 2本
・スリムビス 3.3×30mm 24本
・サンドペーパー#180 適宜

工具
・電動ドリル
・ドリルビット
・クランプ
・差し金
・ジグソー
・ダボ錐

参考☆
・水性多用途 ハイグレード白 1/12L
・ポリエチレン手袋M 100枚
・万能刷毛 30mm 3本組
準備
①
1×4 材(89mm幅)を以下の長さにカットします。

1:側面320mm×2枚
2:底面192mm×2枚
3:前面・背面180mm×2枚
4:後足105mm×1(これを2つにカットします)
5:前足100mm×1(これを2つにカットします)
6:車輪100mm×1
計 1689mm(6F1本分)
7:9mm 丸棒を 42mm×1本にカット

②
パーツが多いので、漏れがないか確認しておきましょう。すべてのパーツに印をつけておきます。(赤がビス位置・青がカットの線です)
車輪の○はコンパスを使用しました。※詳細なカットサイズとビス位置はテンプレートで確認してください。
今回、コーナン堺店のDIYラボ(工作スペース)を利用しました。木材カットサービスのある店舗でカットしてもらっても!

スタート
工程1
ジグソーで車輪部分を丸く切ります。曲線用の刃で少しずつ切っていきます。

大まかに切れたら微調整をしてください。サンドペーパーで仕上げます。

中心部分にドリルで10mmの穴を開けます。

前脚部分をジグソーでカットします。印部分にダボ錐で直径9mm深さ1cmの穴を開けます(貫通しません)
4.2mmの丸棒・車輪・前脚部分を先にペイントしておきます。組み立ててからだと細部が塗りにくいので。

工程2
側面をジグソーで切抜きます。

底板部分に水抜き穴を開けます。10mmの穴を6個開けておきます。その他のビス穴も少しだけ下穴を開けておくと、ビス打ちが簡単です。

材料が準備できました!

工程3
組み立てます。ペイント済みの前脚と車輪を丸棒でつなぎます。

丸棒の端をハンマーでたたいて(木殺し)入りやすくします。片方が入ったら車輪を通して、反対側も当て木をして叩き込みます。前脚と車輪が組立完成です。

工程4
底板の側面に両面テープを貼り、左右を仮止めしておきます。

底板の下に前脚をセットしてビス止めします。

余った材料を車輪の幅分あけてクランプで止めます。安定するので作業しやすいです。

後ろ脚部分をビス止めしていきます。

先に箱を作ると、ドリルが当たって作業しにくいので、この順番で作業した方がやりやすいです。

工程5
前面と底面をビス止めします。

後面と底面をビス止めします。

側面を全面と後ろ面にビス止めします。

前後逆にならないように注意してください!

工程6
組立が完成しました。車輪部分だけがペイント済みの状態です。

工程7
全体をペイントします。後ろ脚の裏→裏面全体を塗ります。

→ひっくり返して→表面の順に塗っていきます。

完成です!

工程8
乾いたらお好みで、お花などを飾ってくださいね。ペイントは屋外利用可能なものを使用すれば、玄関先やお庭でも使用できますね!

付録:木殺しについて
今回車輪を固定するために、前脚部分には9mmの穴を開けました。芯になる丸棒も9mmなので、ぴったりなので入りにくいです。そこで丸棒の先端部分をハンマーで叩いて、一時的に収縮させて穴に入りやすくします。時間がたつと元に戻ってピッタリはまります。

くつろぎタイム
今回のトロッコプランターはいかがでしたか?ポット苗をそのまま入れて寄せ植え風にしたり多肉植物や蔓性の植物を垂らしても素敵ですね!
今回は緑やお花の色が映える白にペイントしましたが、ワックスやニスなどで塗ってもいいですよ~!
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!
