どう選ぶ?効果的に使用するポイントは?防虫剤の選び方

衣替えの必需品といえば、防虫剤!防虫剤といっても、無臭タイプから人気の香り付きまで色々な種類がありますよね。
・・・中には併用すると危険な薬剤も。衣替えを始める前にチェックしてみてください。
防虫剤を効果的に使用するポイント


まずは防虫剤を効果的に使用するポイントをご紹介します。
POINT1 防虫剤は適切な場所に置こう
防虫剤の成分は空気より重いので、上から下に広がります。
「引出し・衣装ケース用」は衣類の上に、
「洋服ダンス用」はパイプの真ん中に、
「クローゼット用」は等間隔にかけると効果的!また、「密封する」ことも大事なポイントです。
POINT2 衣類は詰めすぎないで!
やってしまいがちな詰めこみ。防虫成分が十分行き渡らずに効果も半減!8分目くらい、余裕を持たせて収納しましょう。
POINT3 衣類は洗濯してから防虫しよう
ムシやカビは食べこぼしのシミや汚れも大好き。汚れをしっかり落としてから収納しましょう。収納場所も、ムシの生息するホコリ等を取り除けば完璧です!
POINT4 防虫剤と除湿剤を一緒に使いましょう!
防虫剤と除湿剤を併用すると効果的!カビの原因である湿気をとれば、衣類をより安心して保管できます。
POINT5 防虫剤の個数は守って収納しよう
防虫剤の成分が効果を発揮する個数は決まっていますので、適切な数を使用するようにしてください。

衣装ケースや引出しに衣類を立てて収納すると、次回の衣替えで見やすくおすすめですよ!

衣類を衣装ケースにキレイに並べるポイント!
①衣装ケースを縦向きに立てる
②畳んだ衣類を重ねていく
③収納したら衣装ケースを横向きに戻す
キレイに納まって気持ちがいいですよ♪

クリーニングから戻ってきた衣類、どうしていますか?
キレイになったし、そのまま収納したいところですが・・・ちょっと待って!
スチームアイロンなどの湿気を含んでいることがあるので、ビニール袋を外して風にあてて湿気をとりましょう。
防虫剤の種類を比較しよう!

防虫剤の成分の種類は4つあります。併用すると危険な成分もありますので注意が必要です。 それぞれの衣類に合わせた防虫剤を選びましょう!
ピレスロイド系(エムペントリン、フェノトリン、アレスリン等)
ニオイをつけずにしっかり防虫。最近では香りのついた防虫剤もあります。
- 無臭性タイプ。防虫剤のニオイが気になる方、毎日着る衣類におすすめ。
- 効き目は約6~12ヶ月
- 他の成分の防虫剤とも併用可
- 真ちゅうなどのボタンは避けた方がよい
パラジクロルベンゼン
効き目が早く、ニオイも早くとる。
- 有臭性タイプ。効き目が早いので、ウールや絹など虫のつきやすい衣類に
- 効き目は約4~6ヶ月
- ナフタリン、しょうのうとの併用不可
ナフタリン
効き目が長持ち!ゆっくり持続します。
- 有臭性タイプ。効き目が長いので、出し入れの少ないフォーマルウェアや雛人形に
- 効き目は約5~12ヶ月
- パラジクロルベンゼン、しょうのうとの併用不可
しょうのう
自然の穏やかな香りで防虫♪
- 有臭性タイプ。香りがよく、ウールや着物などの絹製品におすすめ
- 効き目は約5~6ヶ月
- パラジクロルベンゼン、ナフタリンとの併用不可
プッシュ式の防虫剤もあります!

取替も必要ないし、ゴミも出ないから便利なうえにエコですね!