風呂ふた選びで失敗しない|サイズ・収納・掃除“3大悩み”を一気に解決!
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「買ったばかりなのにカビが取れない」「子どもが開け閉めしにくい」──そんな声は少なくありません。
原因の多くは、風呂ふたのサイズ・材質・開閉方式のミスマッチです。
例えば、幅が1cmでも足りないと保温性が下がり、大きすぎると浴槽を傷つけたり収納場所を圧迫したりします。また、溝の多いシャッター式を選ぶと掃除回数が増え、重いアルミ芯入りは高齢者が持ち上げにくいなど、ライフスタイルに合わない失敗もあります。
そこで本記事では、風呂ふたの選定ポイントを「サイズ測定」「タイプ比較」「掃除」の3ステップで整理し、根本的な悩みを解消します。
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【悩み① サイズ】風呂ふたの正確な採寸方法
風呂ふた選びで最も大切なのは、幅・奥行の正確な採寸です。
まず幅は、浴槽のフチ端から反対側のフチ中央までを水平に測ります。奥行は壁側のフチ端から手前フチ中央までを測ります。
ポイントは、内径よりも外径を優先して±0.5cm以内の誤差に収めること。浴槽の実寸より小さいサイズを選ぶと、乗せ降ろしがスムーズになります。採寸後はスマホで写真を撮っておくと、ネット購入時の確認に便利です。

【悩み② タイプ別】収納・掃除・保温性で選ぶ3タイプの特徴
風呂ふたは大きく「シャッター(ロール)式」「折りたたみ式」「組み合わせ式」の3タイプ。それぞれ収納性、掃除のしやすさ、保温性といった特徴が大きく異なります。ご家庭の使い方や浴室環境に合わせて、ぴったりの一枚を選びましょう。
シャッター式風呂ふた
クルクルと巻いて最もコンパクトに収納できるのがシャッター式です。片手で扱え、子どもでも開閉しやすいため、日常の使い勝手は抜群です。掃除の際はフタを伸ばす手間がかかり、溝に汚れが溜まりやすいのが難点ですが、凹凸の少ないラウンド型を選べば手間を軽減できます。保温性は比較的低めですが、厚みのあるモデルを選べば補うことが可能です。
折りたたみ式風呂ふた
自立させやすいため、浴室の壁に立てかけたり、マグネットで固定したりする「浮かせる収納」に適しています。水切れが良く、パネル面がフラットなので拭き掃除が非常に楽なのも特徴です。ただし、ヒンジ(つなぎ目)の裏側は、古歯ブラシなどでこする手間がかかります。保温性は3タイプの中で標準的です。
組み合わせ式風呂ふた
パネルが独立しているため1枚ずつ丸洗いでき、カビに強い構造が最大の魅力です。お手入れのしやすさでは最も優れています。収納時は1枚ずつ立てかけて広範囲を乾燥させるのに便利で、パネルの間に空気層ができる構造のため、最も保温性が高い傾向にあります。
【悩み③ 掃除】掃除がラクになる!洗いやすい構造の風呂ふた
浴室は温度・湿度・栄養分が揃うため、カビやぬめりが発生しやすい環境です。日々の掃除負担を減らすには、洗いやすい構造の風呂ふたを選ぶことが重要です。タイプごとに工夫された構造は、それぞれ掃除の手間を軽減します。
軽量で洗いやすい組み合わせタイプ軽量設計で扱いやすく、パネルを完全に分けて丸洗いできるため、カビ対策に最も効果的です。 |
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シンプルデザインの折りたたみタイプつなぎ目や凹凸が少ないフラット形状のため、パネル面はブラシなどで楽に洗え、清潔を保てます。 |
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ラウンド型のシャッター式風呂ふた溝の凹凸を減らしたラウンド型を選ぶことで、汚れが溜まりにくく、掃除の手間が格段に減少します。 |
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さらに、素材に抗菌・防カビ加工を施したモデルなら、掃除の手間を減らしつつカビ発生も抑制できます。掃除のしやすさと衛生面の両立が可能です。
風呂ふた・保温シートのおすすめ商品5選
ここでは、当店厳選の人気商品をご紹介します。シャッター式・折りたたみ式・組み合わせ式の3タイプと各種サイズが揃っているため、ご自宅の浴槽にぴったりの一枚を見つけやすくなっています。
コンパクト風呂ふた ホワイト
厚み1cmの超薄型折りたたみ風呂ふたは、使わないときにコンパクトに収納できるのが魅力です。抗菌・防カビ仕様で衛生面も安心、掃除や管理の手間を減らしながら快適に使えます。
シャッター式風呂ふた アイボリー
かさばらないデザインのシャッター式風呂ふたは、浴槽のフチに置いても邪魔にならず、約1.5kgの軽量設計で扱いやすいのがポイントです。
LIFELEX 組み合わせ風呂ふた L-14 2枚組 幅73×138cm用
抗菌・防カビ仕様の薄型組み合わせ風呂ふたは、1cmの薄型設計で2枚組・3枚組から選べます。丸洗いしやすく掃除が簡単で、使わないときはコンパクトに収納できるのが便利です。
LIFELEX(ライフレックス)シャッター式風呂フタ ラウンド型
パネルの凹凸を減らしたラウンド型(丸みのある形状)のため、溝に汚れが溜まりにくく、掃除が簡単な点も魅力です。
LIFELEX アルミ保温シート L
発泡ポリエチレン素材のアルミ保温シートは、お風呂のお湯の冷めを防ぎ、風呂ふたと一緒に使うとさらに保温力がアップします。追い焚きの回数を減らせるため省エネにもなり、浴槽の形に合わせてハサミで簡単にカットできるのも嬉しいポイントです。
風呂ふたを清潔に保つ!お手入れの頻度とやり方
風呂ふたは湿気や汚れがたまりやすく、カビやぬめりが発生しやすい場所です。毎日の入浴では見えにくい部分も多いため、定期的なお手入れで清潔を保つことが大切です。
基本の「週1回掃除」とフタのタイプ別お手入れ法
基本は週1回、中性洗剤での洗浄です。フタのタイプによって洗い方に特徴があるので押さえておきましょう。
・シャッター式:フタを伸ばした状態で洗う。ロールのままだと溝に洗剤が届かず、カビの温床になりやすい
・折りたたみ式:ヒンジの裏側まで古歯ブラシでこすることで長持ち
・組み合わせ式:1枚ずつ丁寧にシャワーで流す
どのタイプも、洗った後はフタを立てて乾燥させる“浮かせる収納”を取り入れると、カビの発生を大幅に抑えることができます。
ぬめり・蓄積汚れに効く!重曹を使った浸け置き手順
重曹は弱アルカリ性で、皮脂や石鹸カス、湯アカなど酸性汚れを中和して分解します。研磨作用が弱いため、樹脂製のフタでも素材を傷つけにくいのが特徴です。
手順は以下の通りです。
1. 40℃程度の温水に重曹を溶かす
2. フタを2時間ほど浸け置き
3. 浸け置き後はシャワーで洗い流し、タオルで拭いて立てて乾燥
この方法を取り入れることで、浸け置き後はぬめりがスルッと落ち、掃除の手間も軽減されます。
掃除の際は必ず確認したい安全上の注意点
重曹つけ置きは安全面にも注意が必要です。つけ置き中は必ず換気を行い、他の洗剤とは混ぜないようにしてください。特に塩素系漂白剤や酸性洗剤と混ざると、有毒ガスが発生する可能性があります。木製や特殊加工のフタは、目立たない部分で試してから使用しましょう。
また、黒カビにはスポットで塩素系漂白剤を使うこともできますが、重曹後に使用する場合は十分に洗い流してから行うことが大切です。
まとめ:失敗しない風呂ふた選び
風呂ふた選びは「サイズ測定→タイプ選び→掃除&収納」の順に考えると失敗しません。
1cmの誤差が保温性に影響し、タイプの違いで掃除時間も大きく変わります。
最後に浮かせる収納を導入すれば、カビ・ぬめりのストレスも劇的に減少します。
本記事で紹介した測定手順と選び方のポイントを参考に、ライフスタイルにぴったりな一枚を選んで快適なバスタイムを手に入れましょう。