すだれ・よしず(ワタナベ工業)

ベランダや窓の日除け・目隠しとして活躍するすだれとよしず。それぞれ異なる特徴を持ち、すだれは吊るすタイプで風通しが良く軽やかな雰囲気を作り、よしずは立て掛けるタイプでしっかりとした遮熱効果を発揮します。ここでは、すだれとよしずの特徴と選び方のポイントをご紹介します。
すだれ・よしずの特徴と選び方のポイント
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すだれの材質別特徴と取り付け方
すだれの材質には、丈夫で美しい竹、遮熱効果の高いヨシ、耐久性に優れた樹脂などがあります。風通しを重視する場合、天然素材のものが特におすすめです。
すだれは屋外、窓の外側に取り付けると、内側に設置するよりも室内に入る熱を効果的に遮断し、涼しく感じられます。一方、湿気の多い地域では室内に設置したり、防カビ加工が施された製品を選ぶと安心です。
取り付けは専用ハンガーを使えば簡単で、長さ調整も巻上器を使うと便利です。ハンガーにはネジ式、マグネット式、接着式などがあり、サッシの種類に合わせて選べます。
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よしずの高さ選びと涼しさを高めるポイント
よしずは、ヨシや竹で作られたものが多く、幅は標準で約180cmです。設置場所の窓や軒に合わせて、高さを選びましょう。掛ける角度は約60度を目安に、設置場所の寸法より2~3割長めのサイズを選ぶことをおすすめします。
軒先やベランダの窓に立て掛けるタイプなので、風で倒れないように、高さの半分あたりから紐を通し、その下にシートウェイトなどの重しを使ってしっかりと固定します。室外機をカバーできる位置に設置すれば、節電効果がさらに高まります。
よしずに水を掛けると、蒸発時に熱を吸収して涼しさが増し、快適な環境を作ることができます。天然素材の風合いを活かし、ゴーヤなどのグリーンカーテンを組み合わせて、夏の風情を楽しむのもおすすめです。 -
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