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軍手(富士グローブ)

軍手

軍手を選ぶ際は現場作業の種類や環境に合わせた素材・機能を確認することが大切です。ここでは、軍手の種類や選び方のポイントについて紹介します。

軍手の種類と選び方のポイント

  • 軍手の素材・種類について

    軍手には主に綿、混紡、特紡の三種類があります。それぞれ使用する綿の割合が異なるため、値段も異なります。
    純綿軍手ははめ心地が良く、吸汗性と耐熱性に優れています。
    綿混軍手は綿とポリエステルなど異なる繊維を混ぜた素材で、軽量で値段も比較的安いです。
    特紡軍手は洋服などの製造時に出る余剰の繊維や端切れを再利用したエコな素材です。コストを抑えつつ、使い捨て軍手としてよく使用されます。
    さらに、手のひら部分に樹脂やゴムのコーティング加工を施した滑り止め軍手など、より多様な用途に対応できる異なる素材の軍手も取り揃えています。

  • 軍手を購入する前の豆知識

    初めて軍手を購入する方は、ケージ、番手、糸本数の意味を少し理解しておくと、選びやすくなるでしょう。
    ケージ:1インチあたりの針数を示し、数値が高いほど編み目が細かくなり、薄手の軍手になります。
    番手糸の太さの目安を示します。数値が高くなるほど糸が細くなり、例えば13ケージなどの薄手の軍手には細い糸が使われています。
    糸本数:1本の糸が何本の細い糸で構成されているかを示します。 例えば、2本の細い糸をより合わせると軍手は薄く軽くなりますが、5本を使用すると重さが増し、耐久性が高く丈夫になります。

  • 軍手の選び方のポイント

    用途に応じた素材選びで作業効率を大きく向上させることができます。次に、選び方のポイントを紹介します。
    綿軍手は吸汗性が良く、軽作業やガーデニングに最適です。100%綿製の軍手は比較的高温に強く、溶接や高温作業に向いています。
    塩化ビニール、ゴム、樹脂製の滑り止め軍手は、搬送作業や工具を使う作業に非常に便利で、安全性を高めます。
    ・火を扱う作業には、滑り止め軍手の使用に注意が必要です。材質によっては火傷のリスクが高まることがあるため、耐炎・耐熱性の軍手を選ぶことをおすすめします。
    また、ドリルなどの回転工具を使用する際は、布製品が巻き込まれる恐れがあるため、軍手は着用しない方が安全です。
    ・清潔さを重視する場合は白い軍手、汚れを目立たせたくない場合は黒軍手やカラー軍手を選ぶと良いでしょう。

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