ソファー(不二貿易)

一人暮らし・二人暮らし向け｜コンパクトソファの選び方

• 一人暮らしや二人暮らしといった少人数での暮らしは、自分たちのこだわりを反映しやすい一方で、限られたスペースをどう使うかがとても重要になります。

  ここでは、空間を広く心地よく保つためのソファー選びのコツを5つのポイントに分けてご紹介します。

• スペースと生活動線を意識する

  ワンルームやコンパクトなLDKでは、ソファーの存在感が空間の印象を大きく左右します。まず意識したいのが「生活動線」です。

  ソファーを置いたことで、ベランダへの出入りがしにくくなったり、クローゼットの扉が開けづらくなったりすると、日々の小さなストレスにつながってしまいます。

  家具の周りには、人がスムーズに通れる60cm程度の余裕を確保するのが理想。サイズ感がわかりにくいなら、ダンボールや新聞紙を敷いて確認しましょう。

  もしスペースにあまり余裕がない場合は、ローバックで肘掛けがないタイプを選ぶのもおすすめ。視覚的な圧迫感が抑えられ、お部屋をすっきり広く見せてくれます。

• 過ごし方に合わせて座り心地を選ぶ

  次に考えたいのが、ソファーで「どんな時間を過ごしたいか」という点です。

  食事やちょっとした作業をすることが多い場合は、座面が硬めで沈み込みが少ないタイプがおすすめです。姿勢を保ちやすく、立ち座りもしやすく感じられます。

  一方、映画鑑賞やくつろぎ時間を重視するなら、奥行きが深く、背もたれに体を預けられるタイプが向いています。省スペースならローバック、よりリラックス感を求めるなら、リクライニング式やハイバックタイプも選択肢のひとつです。

• 幅は「何人で使うか」と「余白」で考える

  ソファの幅は、使う人数と部屋の余白で考えるのがポイントです。一人でゆったり使いたい場合は、少し余裕のある幅があるとくつろぎやすく感じます。

  二人で座ることが多い場合は、「肩が当たらずに座れるか」「肘を置ける余裕があるか」を目安にすると安心です。通路や生活動線をふさがないかも、あわせて確認しておきましょう。

• 座面高は「立ち座りのしやすさ」で選ぶ

  座面の高さは、立ち上がりやすさに直結します。足裏が自然に床につく高さであれば、日常使いしやすく感じやすいです。

  低めなら部屋がすっきり見え、やや高めなら立ち座りが楽になります。普段の動作を思い浮かべながら選ぶと、使いやすさに差が出ます。

• これからの暮らしを見据えて選ぶ

  一人・二人暮らしは、今後ライフスタイルが変化しやすい時期でもあります。だからこそ、将来の使い方も少し意識しておくと安心です。

  例えば、一人掛けソファーにオットマンや収納スツールを組み合わせるスタイルなら、普段は足を伸ばしてくつろげて、来客時には簡易的な椅子としても活躍します。

  また、将来的に引っ越しや模様替えを考えている場合は、1人掛けや2人掛けを組み合わせられるユニット式ソファーもおすすめです。お部屋の間取りに合わせて配置を変えられるため、長く使い続けやすいのも魅力です。

  

• コンパクトでも「くつろげる」ソファを選ぶために

  ソファーは、お部屋の印象を決める大切な存在。
  部屋の広さ、使い方、座る時間をイメージしながら選ぶことで、見た目と使い心地のバランスが取りやすくなります。

  今の暮らしにも、これからの暮らしにも寄り添ってくれる一台を、ぜひじっくり選んでみてください。