庭の芝生のお手入れ・年間予定と芝生の除草剤について
お家で過ごす時間が増えた今、お家の庭に思い切って芝生を張りなおした!新しく張った!という方が増えたようです。かくいううeショップスタッフも、ボロボロになった庭の芝を張りなおしました。
そんな芝生活1年生の方へ。
eショップスタッフが皆さんに代わって、除草剤メーカーの『レインボー薬品』様にきれいに芝をメンテナンスする方法を聞いてみました!ご存じでしたか?なんと、芝用の「除草剤」があるそうです。おすすめの除草剤のまき方やアイテムもご紹介します♪
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日本芝?西洋芝?
あなたの家の芝の種類知っていますか?
芝の種類によって、選ぶ除草剤やメンテナンス方法が違いますよ!
日本芝・西洋芝の違い
芝には色々な種類がありますが、大きく日本芝と西洋芝にわけることができます。ホームセンターなどで切り芝の状態で販売されているもののほとんどが日本芝ですが、芝生用の除草剤を選ぶ時に育てている芝が日本芝か西洋芝かを知っておくことが大切です。
除草剤を選ぶ時は、商品パッケージでどちらの芝用のものなのかを必ず確認するようにしましょう。
お家の芝の種類がどちらなのか?下の表を参考にしてくださいね!
まずは「芝生のメンテナンススケジュール」をチェックしよう!
キレイな芝生をキープするには、やはり日頃のメンテナンスが必要!
芝生の状態には晩秋~冬にかけての「休眠期」と春~初秋にかけての「生育期」があります。
メンテナンスは主に「生育期」に行います。いつ、何をするのが適切なのかメンテナンススケジュールをチェックするとわかりやすいですよ!
注意が必要なのは、真夏。気温が30度以上になる日が続く時期は除草剤を使用しないこと!
具体的にどんなお手入れをすればいいのか?基本は3つ。①刈り込み②雑草防除③環境整備です。次に詳しく見ていきましょう!
芝生メンテンナンスの3つの基本
きれいな芝をキープするには、3つの基本を確認しましょう!
①刈り込み(4月下旬~10月)

芝の生育期に、生長の具合を見ながら刈り込みを行います。刈り高は3~5cm程度が一般的です。 軸刈り(生長点まで刈り取ること)すると芝生が枯れてしまうことがあるので注意が必要です。 刈り込みを4月下旬~10月頃の間に、こまめに繰り返す(日本芝の場合1~2週間に1回)ことで、きれいな芝生になります。
■POINT■
・生長期に日本芝の場合、1~2週間に1回こまめに刈り込む
・軸刈りしないように注意!
芝刈り機(手動式)
芝刈り機(電動式・エンジン式)
芝刈り機(バリカン式)
②雑草防除(4月下旬~10月)
芝生に生えた雑草には手で抜くと根が残ってしまう種類の雑草や、面積が広く、雑草をとり除く作業が大変な場合があります。そんな時はお助けアイテムの除草剤を活用しましょう!
一般の除草剤は芝生も枯らしてしまうので、必ず「芝生専用除草剤」を使用してください。
効用については商品パッケージを確認するようにしましょう。
また、芝生植え付け後1年以内と、根切り作業後3か月以内は、除草剤の使用は避けましょう。弱っている芝生には使わないでくださいね。
■除草剤の散布方法■
除草剤には「粒剤タイプ」と「液剤タイプ」があります。
「粒剤タイプ」は雑草が生え始めの3月~7月、9月中旬~10月中旬に散布します。
「液剤タイプ」は伸びた雑草の葉や茎に直接かけて枯らします。
・粒剤タイプ
雑草が生える前・小さいうちに全面散布することで、夏草の発生や翌春の雑草の発生が少なくなり、管理が楽になるのだそう。
(3月~7月)・(9月中旬~10月中旬)が散布するベストシーズンです!
最も効果的なのは、芝刈り→サッチ出し(刈りカスの除去)→散布の順番です。また、雨が降った後の散布も薬剤が浸透して効果的です。
逆に、大雨が予想される日は薬剤が流れてしまうので散布は避けましょう。
POINT
・(3月~7月)・(9月中旬~10月中旬)に散布する
・芝刈り→サッチ出し(刈りカスの除去)→散布の順番で!
・大雨が降る予報の前の散布は避ける
・ジグザグに撒く。
・木の周りは使用しない。外枝から1m離して使用する。
・芝植え付け後1年以内や、根切り作業後3か月以内の散布は避ける
・気温が30度以上になる日が続く時期は除草剤を使用しないこと!
気になるこんなこと。レインボー薬品様に聞いてみました!
Q.粒剤タイプの除草剤を撒いた後、ペットを放しても大丈夫ですか?
A.大丈夫です。家庭用の除草剤は、植物特有の生理代謝を阻害して草を枯らすので、人間をはじめとする動物には安全性が高いと言えます。
ただし、せっかく薬剤を均一に撒いても、ペットや人間が歩き回ることで薬剤が散ってしまい、効果にムラが出る原因となるので、散布した当日はその場所に入らないようにしてくださいね。
Q.粒剤、すぐに効果が出るのですか?
A.散布してから1~2週間くらいでゆっくりと効きはじめ、4か月程度持続します。詳しくは商品パッケージを確認してくださいね。
※土壌条件、気象条件、雑草の種類、使用量等によって差が生じます。
おすすめアイテム
・液剤タイプ
雑草発生後に使用します。根や茎から浸透するので、薬液がしっかり枯らしたい雑草にかかるようにしましょう。
速効性がありますが、持続はしませんので、伸びた雑草へのスポット散布に使うとよいでしょう。
POINT
・雑草発生後、薬液がしっかり枯らしたい雑草にかかるように散布する
・気温が30度以上になる日が続く時期や乾燥時は除草剤を使用しないこと!
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③環境整備
■水やり■

夏場に乾燥しすぎると枯れることがあります。特にタネまき及び芝張り当初は、乾燥に注意!。 朝か夕方、芝生全体にたっぷりと水やりを行いましょう。
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■施肥■
きれいな芝生を育てるためには肥料も欠かせません。液体肥料、粒状肥料など、生育状況に合わせて適宜与えましょう。
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■サッチ出し■

サッチとは、刈り込みで生じる刈りかすや枯れ葉などの茎葉が混じった堆積層のことです。 サッチがたまると芝生が蒸れたり、虫や病気の発生原因になりますので、刈り込み後に熊手やレーキなどでかき出します。 粒剤の除草剤を散布する前も、刈り込みの後サッチ出しをするようにしましょう。
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■目土入れ■

主に芝生の低くなっている部分や、生長が悪くはげている箇所にふるいを使って、厚さ5mm程度に細かい砂状の土を薄くまきます。 目土の量は葉が少し出る程度に。芝生面の凹凸がなくなり、芝刈りの管理がしやすくなります。 また、芝が若返り、美しい緑を保つことができます。
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■エアレーション■

芝生が生長して数年たつと、土がかたく、根が密になり、芝生の呼吸や生長を妨げるようになります。
そこで芝生に穴をあけて通気性を高め、そこへ目土を入れることで新しい根の再生を促します。
作業時期は生育が旺盛な春と秋が最適です。芝生が弱る高温期や生長しない冬は、作業を避けましょう。
芝を張った2年後辺りから行いましょう。