農林水産省の登録のある除草剤については
植物特有の生理代謝(例:光合成)を阻害して枯らす為、人や動物には安全性が高いといえます。
また、「枯れ葉剤」問題の原因であるダイオキシン類は含まれておらず
毒劇物には該当しません。
雑草対策 除草剤の選び方
長期間、雑草を生やしたくないという人におすすめ。成分を雑草の根から吸収させ雑草を枯らします。粒状(固形)の除草剤です。
土壌処理型のまき方
発生初期(草丈20cm以下)に
使用するのが効果的です。
土壌に落ちるようにまきましょう。
※根から吸収されると共に土壌に処理層を形成するので、長期間雑草の発生を抑えることができます。
散布します。
※刈りカスや枯れ草が地面を覆っているときは、取り除いてから散布してください。
その後に粒剤を散布します。
※刈りカスや枯れ草が地面を覆っているときは、取り除いてから散布してください。
※雑草が枯れるまで期間を置く必要があります。
商品によって使用方法・散布処方量は異なります。商品ラベルをご熟読のうえ、ご使用ください。
とにかく早く退治したいという人におすすめ。成分が茎や葉から吸収され短い期間で雑草を枯らします。液状の除草剤です。
茎葉処理型のまき方
散布しましょう。
※散布後すぐに雨が降ると、薬剤が流れてしまい十分な効果が現れません。
※葉や茎から吸収されるため、 葉や茎がない場合は効果がありません。
成分は葉や茎から吸収されるので、
雑草全体にしっかり薬剤がかかるように散布します。
※散布前に雑草を枯らしたい場所の状況を確認して、最適な薬剤を選びましょう。
商品によって使用方法・散布処方量は異なります。商品ラベルをご熟読のうえ、ご使用ください。
シャワータイプの速効性と粒剤タイプの効果持続性を兼ね備えた除草剤。コンクリートやアスファルトなどの隙間から生える雑草におすすめです。
土壌処理型+茎葉処理型のまき方
散布しましょう。
※散布後すぐに雨が降ると、薬剤が流れてしまい十分な効果が現れません。
成分は葉や茎から、土からも吸収されるので、
雑草全体にしっかり薬剤がかかるように散布します。
長期間、効かせたい場合は使用量の範囲内で土壌に
十分染み込むように散布します。
※散布前に雑草を枯らしたい場所の状況を確認して、最適な薬剤を選びましょう。
商品によって使用方法・散布処方量は異なります。商品ラベルをご熟読のうえ、ご使用ください。
土壌処理型の除草剤は、成分が土に移行し処理層が形成され、雑草の根から吸収されて徐々に雑草を枯らします。処理層はそれと共に土壌に処理層を形成するので、商品によっては最大9か月ほど持続するものもあり、お手入れを楽にしたい人にオススメです。
土壌処理型+茎葉処理型の除草剤は、長期間雑草を抑える持続性と、すばやく枯らす速効性という2つの性能を合わせ持った薬剤です。すばやく雑草を枯らし、長期間雑草の発生を抑えることが出来ます。
芝生を傷めずに雑草だけを枯らすためには、必ず芝生用の除草剤を選び、使用量・使用方法を守ってお使いください。また、緑鮮やかな芝生を保つ為の、日頃のお手入れには「芝生用資材」がおすすめです!
QUESTION & ANSWER
よくある質問
安全性について
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除草剤は危ない感じがするのですが、本当に安全ですか?現在家庭用として販売されている除草剤は、植物特有の生理代謝を阻害して枯らしますので、人や動物には極めて安全といえます。
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除草剤を撒いてしまうと、土が死んでしまうのではないでしょうか?土壌中の微生物を殺してしまうような事はなく、土壌中の微生物により分解されますので「土が死ぬ」というような事はありません。
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除草剤を撒いた後、どれ位たてば子供やペットが入っても良 いですか?散布した後に人や動物が入ると、薬液が葉から落ちたり、土の上で粒が寄ってしまったりして効果にムラが出ますので、散布後一日は散布場所に立ち入らないようにしてください。
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井戸の近くに除草剤を撒いても大丈夫ですか?通常、除草剤の成分は地下を汚染するほど浸透しません。それでも念のため、井戸から1m以上離して使用し、直接井戸の中に薬が入らないようにしてください。井戸から1m以内の場所では、草刈りをすることをおすすめします。
除草剤について
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粒剤タイプ(土壌処理型)の除草剤を使用するときのポイントは何ですか?
粒剤タイプの除草剤は成分が粒から土壌に浸透し、土壌に浸透した成分を、雑草が根から吸収します。雑草が生える前から生え初めに散布するのが最も効果的です。また、効果にムラが出ないよう、均一にまくことも心がけてください。
図①と②のような散布を、交互に行ってください。薬剤が均一に行き渡ります。
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粒剤タイプ(土壌処理型)の除草剤を散布した当日に、雨が降ってしまいました・・・。少量の雨であれば問題ありません。しかし、成分が土壌に浸透する前に大雨が降ってしまった場合は、雨で粒が片寄ってしまい効果にムラが出ることがあります。
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枯らしたくない植物の近くに、粒剤タイプ(土壌処理型)の除草剤を撒いてしまいました・・・。除草剤を間違えて撒いてしまった場合、残念ながら除草剤の中和剤がありませんので、その植物の生命力に頼るしかありません。十分注意して使用してください。
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粒剤タイプ(土壌処理型)の除草剤は、水に溶かして使えますか?粒剤タイプの除草剤は、水に溶かしてご使用いただけません。そのままパラパラと均一に撒いてください。
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除草剤の保管方法は、どうしたらいいですか?除草剤の保管方法は、密封し直射日光を避け、冷涼・乾燥した場所で保管してください。
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雑草を枯らした後に、花や野菜を植えたいのですが、大丈夫ですか?雑草を枯らした後に植物を植えたい場合は「葉茎処理型」の除草剤をお使いください。また畑で除草剤をご使用になる場合は、必ず農薬登録で対象作物の適用がある除草剤をお使いください。