うさぎを迎える準備

うさぎの飼い方

うさぎはどんな動物?

■誰かと一緒に生活する動物

誰かと一緒に生活する動物 うさぎは群れで生活する動物です。 これはうさぎが『社会性を持っている』という意味です。社会性を持っているということは、いろいろな決まりの中で生活することができるという事ことです。 例えば、これから生活を一緒にしようと思っている人には一番気になる毎日のウンチやオシッコのお世話は、意外と簡単です。なぜならトイレを覚えてくれるからです。 またうさぎは、自分の好きな場所を作り自分のスペースを使い分けます。スペースを使い分けると言うことは、周りにある状況を理解しているということです。 一緒に生活しているあなたのことを常に意識しています。

■美味しさがわかる動物

美味しさがわかる動物 うさぎは、おいしいものがよく分かります。 味覚は人間よりも発達していると言われています。ただし、好き嫌いがはっきりしている自己主張が強い動物です。 また、完全な草食動物になります。味の違いは分かりますが、基本的に牧草が主食で適量のペレットフードが栄養補助食となります。

■守られるべき動物

守られるべき動物 犬や猫は狩猟をする動物です。 しかしうさぎは食物連鎖の中では、一番下の自分で身を守らなければならない動物です。ですから身を守る方法をたくさん備えています。小さな音を聞き分ける耳、薄暗い時間帯でも動くものが分かる目、いろいろなものを区別する鼻、俊敏に動ける体などです。 そして、うさぎにとって嫌なものがあると安全な場所でそれがなくなるまでじっと待つ忍耐力も持ち合わせています。自然界のうさぎは、身を守る為に自分の行動範囲の環境を理解し、自分なりのルールを作ります。実はこれは、お家の中にいるうさぎも同様です。うさぎが安心して生活できる環境は、皆さんが少し工夫して用意してあげる必要があります。そして、あなたのうさぎを守れるのは、あなただけなのです。

うさぎをお迎えする時期

まずは、うさぎとどんな風に生活したいのか考えましょう。あなたのイメージする生活に合わせてくれる、合わせられるうさぎを選ぶ必要があります。 もちろん、あなたが全面的に合わせるという選択肢もあります。うさぎの年齢や性別でどんな違いがあるのかというと・・・

■4週間〜8週間

乳離れがあり、いろいろなことを覚えていきます。 食べ物の好き嫌い等は、年齢が若いうちに決まります。 若いうちに一緒に生活することには大きな意味がありますが、生命の危険という大きなリスクもあります。 基本的にはブリーダーや専門店で管理してもらうことがオススメです。

■3〜6ヶ月

うさぎの思春期がある時期です。 この時期には、男の子と女の子の差がはっきりして来たり、自分の行動範囲を決めたり(縄張り)します。 一度しかない思春期です。大変ですが、この時期をうさぎと過ごすことで、より一層愛情が湧くかもしれません。

■6ヶ月〜1年半

思春期が残っていたりしますが、体つきや骨格もしっかりして毛も生え変わりすっかり大人のうさぎに成長しています。 まだまだやんちゃですが、一緒に生活しやすい時期です。 もちろんしつけやトレーニングによっていろいろなことを覚えさせるのに良い時期でもあります。 またうさぎの行動をじっくり観察して欲しい時期です。

■2〜3年

やんちゃさが少なくなり落ち着いて来て、うさぎの生活パターンがかなり決まってきます。 トレーニングによっていろいろなことを覚えさせることもできます。 うさぎの性格や表情、思っている事が分かりお互いの絆がよりいっそう強くなっていきます。 じっくりと時間をかけてうさぎと向き合い、『楽しい時間を共有できる存在になった。』そんなことを思える時期です。


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男の子

男の子

どこまでも夢を追い求めるような行動範囲が広いのが特長です。探検も大好き、イタズラも大好き、活発なところがあります。少しやんちゃな子が多いかもしれません。

女の子

女の子

行動範囲は広くありません。自分のものは、自分のものと自分の生活圏やアイテム(用品)を守ろうとする傾向があります。あなたがこれらを守ってあげれば、比較的落ちついた子になる事が多いかもしれません。

うさ飼いさんになるための心構え

うさぎは、声を出しません。顔の表情も大きく変えません。しかし、いろいろな味が分かり、周りの環境を理解し、ルールある生活をします。 そして、あなたが思っている以上に感情豊かな動物です。 うさぎは馴れない、表情がないと勘違いされてしまうことがありますが、全く違います。
しかし、感情豊かな表情を見られるようになるには、うさぎをよく観察し、うさぎに安心安全な環境をあなたが作ってあげなければなりません。 犬や猫よりは、馴れるのにすこし時間がかかるかもしれません。 でも少しずつうさぎの表情がわかってくると、後はいろいろな感情が見えてきます。
うさぎは、人間に馴れるのではなく、あなたに馴れるのです。 もちろん病気にもなります。大切にすればするほど、あなたに愛情が湧き、うさぎもあなたが大切になります。 病気になると甘えん坊になったりもします。また、うさぎは我慢強い動物です。あなたは焦らずにゆっくり接してあげるといい関係ができます。うさぎは、あなたに巡り会えた事を幸せと思っています。 あなたもうさぎに癒され、幸せを感じる事が出来ます。
癒される関係を大切にしてよかったと思えるコンパニオンアニマルです。ぜひ、ずっと一緒にいてあげて下さい。

これだけは知って欲しいカラダの仕組み

歯〜年間約12cmも伸びます!

歯 うさぎの歯は、前歯(切歯)が上4本(前後に2本)、下2本あり、奥歯(臼歯)を合わせると28本全てが一生伸び続けます。 前歯は上下の噛み合わせで摩耗されます。切歯を傷つけたりすると上下の噛み合わせのバランスが崩れ、不正咬合という症状になります。 この場合、早期に獣医師で綺麗な状態に削ってもらう事で不正咬合が改善します。
臼歯の不正咬合は、食べ物による事も多く、牧草等を臼歯で磨り潰すことをしなくなると口の中で歯が部分的に伸びて、口内を傷つける事も少なくありません。定期的に獣医師にみてもらうか、専門店等の健康チェックを利用して、早めに異常な状態を見つけてあげてください。
十分な牧草やいろいろな食感の野菜、おやつを食べさせて口と歯を沢山使う子にしてあげることが大切です。

胃腸〜一度飲み込んだものは吐き戻しができません

胃腸 胃腸 うさぎは完全草食動物です。カロリーのきわめて低い草を食べて体を作る事ができます。その為に、とても長い腸をもっています。 口から入った食べ物は、胃腸でも消化されますが、盲腸で微生物の力を借りて必要なビタミンとタンパク質等を作りだします。ここで作られたものを『盲腸糞』と言います。
うさぎは、これを明け方食べて栄養にしているのです。 一般的には、直接口をお尻に近づけて食べるため、あまり見る事はないかもしれません。この一連の行動は、『食糞行動』とも呼ばれ、うさぎが草からエネルギーを作り出す素晴らしいシステムです。 このシステムを円滑に動かす為には、腸を健康にする為の十分な繊維質が必要です。 牧草の主成分でもある繊維質は、エネルギーになるだけではなく、腸をお掃除し、腸が潤滑に働く(腸の蠕動運動を促進)ようにしてくれるのです。
また、盲腸糞を作る手足助をしている微生物は、うさぎにとってはなくてはならない大切なものです。これは、腸内細菌群や腸内フローラなどとも呼ばれています。 人間にとっても大切なものですが、うさぎの場合、この細菌群(悪玉菌と善玉菌)のバランスが崩れると体調低下に繋がります。 うさぎにストレスのない生活を心がける事と十分な牧草、時には細菌バランスを整えるような乳酸菌等のサプリメント(おやつ)も必要かもしれません。

目〜うさぎの視野は360度

目 うさぎは、夜行性動物ではなく、薄明薄暮性動物と呼ばれます。薄明るい時間帯に活動しだすからです。夜行性動物の特徴、暗闇でも見える働きをするタペタム(暗闇で目がキラリと光るもの)という反射板の様な構造がうさぎにはありません。また、目は薄明かりでも物が見えますが、私たちのように色や形が見えていない可能性が高いと言われています(赤色弱視)。
また、うさぎの目は、顔の両脇に飛び出してついているため、周りを見渡す事ができます。しかし、距離感を持って見る事ができるのは、前方10度程度の為、距離感を感じながら弧を描いて走る事、犬のように飛んでくるものを口で咥えるような事はできません。
また、鼻先と目の位置関係から、口元は見えないので食べ物を近くで探す時は、臭覚やヒゲの触覚が役に立ちます。
もし、あなたがうさぎと視線が合わないと感じたら、それはうさぎの目の構造によるものです。おそらく、あなたの存在はちゃんと受け取っていると思います。

鼻〜人間の10倍の嗅覚!

鼻 うさぎと生活しだすと、鼻をぴくぴく動かしているのに気づくと思います。 臭いでいろいろなものを感じ取っているのです。 人間の10倍ほど臭覚が鋭く、男の子同士の縄張り、食べ物、仲間の識別等にその威力を発揮します。
うさぎと生活するとあなたや家族の匂いも覚えていますので、汗や香水で違う匂いでうさぎと接すると、逃げ出すなんて事もおこりえます。 また、匂いの強い芳香剤や香水なども注意してあげましょう。

耳〜情報をすばやくキャッチ

耳 うさぎの長い耳、どう見てもレーダーのように見えますね。前述したように、うさぎは食物連鎖の中で最下層に属します。その為、外敵からの情報を素早く察知する必要があります。 左右の耳は、音のする方向に独自に動き、素早く情報をキャッチします。たれ耳のうさぎも、音を聞く時には耳を動かしています。
また、音を聞く以外にも体温調節も行っています。薄い耳には多くの血管も走り、放熱等しやすくなっています。体調等が低下している時、耳を触ると冷たくなっている事もあり、日頃の健康状態を耳の温度で確認してあげるといいでしょう。
また、皮膚にダニ等が寄生すると耳の中に炎症が起きたりします。特にたれ耳うさぎは、定期的に耳の中をチェックしてあげましょう。

足〜肉球が、ない!?

足 うさぎは、勢い良く飛び跳ね、土を掘る事ができるような手足を持っています。 前足は、土を掘るのに適した前後に機敏に動き、後足は、瞬間に数メートルもジャンプする事ができるくらい強靭な筋肉を持っています。
しかし、素早く動けるように骨は軽く、骨折しやすいのです。うさぎを抱っこしての落下等は十分気をつけましょう。
また、犬や猫との違いに肉球がありません。これは、土の上や草の地面をしっかり捉える為を言われています。

爪〜人間同様、伸び続けます

爪 うさぎの爪は、前足で5本、後足で4本あります。 毛の色によって爪の色も変わり、白い爪や黒い爪があります。 前足の親指にあたる部分は、少し上についており、一見では見落としてしまうかもしれません。
爪は常に伸び続けていますので、お部屋で生活しているうさぎは、月に一度程度は爪切りの必要があります。 専門店でも爪切りサービスを行っていますので、利用するのもオススメです。

しっぽ〜感情表現しています

しっぽ うさぎのしっぽは、目立ちませんがよく見ると時々動いています。 嬉しい時、怒った時、興奮した時などに上を向きます。しっぽの下側は白毛が多いので、よくわかると思います。
うさぎのしっぽが上を向いている時、うさぎがどんな感情なのかは、その時一緒にいるあなたしか分かりません。 想像してみるとうさぎとの対応が楽しくなるかもしれません。

被毛〜2種類の毛に合わせてグルーミングを

被毛 グルーミングの部分でもお話ししましたが、うさぎの毛は、アンダーコートとガードヘアの二種類で構成されています。 被毛の状態は体調を表すサインです。フケやダニ等が寄生している時、体調低下があるかもしれません。

生殖器〜子どものうちは見分けにくい

男の子と女の子の生殖器には形の違いがありますが、完全な大人になる迄見間違う事も少なくありません。それは、男の子の睾丸が数ヶ月目後に出現するからです。 もし、性別にこだわってうさぎを探すのであれば、ある程度大人になった子をオススメします。

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