レシピvol.08 長ネジラック

材料・工具
材料
・コンパネ | 100mm×200mm | ×3 |
・長ネジ | M5×285mm | ×4 |
・フランジナット | M5 | ×12 |
・つめ付ナット | M5 | ×4 |
工具など
・電動ドリル |
・クランプ |
・木工用ドリル ビット5mm |
・木工用ドリル ビット7mm |
・ハンマー |
・差し金 |
参考
・水性多用途スプレー |
・アンティークワックス |
・不要なタオル(ワックスを塗る時に使用) |
準備
eショップ取扱商品「合板」をご購入の場合は、事前に100mm×200mmのサイズに3つカットしておいてください。のこぎりや丸鋸でカットできますが、おすすめは丸鋸です。

スタート
1. まず、天板とする1の板にのみ4ヶ所穴あけの墨付けをします。
2. 墨付け位置は右記のとおりです。
3. 墨付けした天板@を1番上にABの順に3枚重ねて、一気に4か所5mmの穴をあけます。
※この時に1番下に捨て板をはさむと裏面の木割れを防ぐことができます。
捨て板については付録@で詳しくチェック!
4. 次にBの底板につめ付ナットをはめ込むのに必要な7mmの穴をあけます。
7mmのドリルに付け替えて先にあけた5mmの穴をなぞるように拡大します。
※ここでも捨て板は忘れず使用しましょう。
5. 底板の7mmの下穴に裏側からつめ付ナットをハンマーで打ち込みます。
6. いよいよ組み立てです!
まず、長ネジ4本にフランジナットを各2個ずつ(計8個)下からはめます。
そしてそれぞれの長ネジを底板Bにねじ込みます。
7. 次に真ん中に来るAの棚板を入れます。高さはナットで自由に調整して下さい。
※棚板が入りにくい時は少し穴を大きくしてみましょう。
ポイント!
板をできるだけ水平に入れます。
入りにくい時は、板が傷つかないよう不要な木材をあてた上から、ハンマーで少しずつ叩いて水平に入れてください。
8. 上段に残りのフランジナット4個と@の天板を取り付けて完成!
付録@:捨て板を使おう!
レシピ4「木製コースター」にも出てきた『捨て板』。
とっても重要ですので、改めて確認しましょう。
「捨て板」とは、板の端材など、穴をあけたい場所の裏側に置いて、一緒に穴をあけてしまう板のことです。
名前の通り、作品には使わない捨ててしまう板ですが、捨て板を置いて穴をあけないと、貫通時に穴の周囲の板が割れたりささくれたりしてしまいます。
今回、3・4で捨て板を使用したあと、作品と捨て板を裏返してみると…
作品はキレイな穴が、捨て板は4か所とも見事にひび割れが生じていました!
やっぱり「捨て板」は重要です。ぜひ試してみて下さい。
くつろぎタイム
第8回「長ネジラック」の作り方、いかがでしたでしょうか?
ポイントは 真っすぐ穴あけをあけること。
そこをクリアすれば、あとは「ネジ」と「ナット」を使って組み立てれば完成です。
見た目は難しそうだけど、これまでの経験から考えるとできそう??
この夏、チャレンジしてみてはいかがでしょ。
今回はアンティーク調のイメージで、長ネジを「水性スプレー」でブラックに、板を「アンティークワックス ウォルナット」で茶色に染めてみました☆
ちょっとしたペイントでガラリと雰囲気が変わるので、作ってて本当に楽しいです。
さて、次回は何を作りましょう?
どうぞお楽しみに♪♪
本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました(*^^*)


