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【播州三木打刃物】日本で最初の金物の町、三木の「いいもの」

播州三木刃物

金物産地として全国的に有名な兵庫県三木市。
「播州三木打刃物(ばんしゅうみきうちはもの)」はご存知でしょうか?

1996年4月8日、経済産業省より「播州三木打刃物」として、鋸(のこぎり)、鑿(のみ)、鉋(かんな)、鏝(こて)、小刀(こがたな)の5品目が、伝統的工芸品に指定されました。
そんな三木市では、現在17名の伝統工芸士が認定されています。

伝統を受け継いだ職人が卓越した技術で作り上げていく数々の逸品。
できあがったモノを見るだけでは、実はもったいないんです。

三木市の「いいもの」、見学しましょ!

1. 播州三木打ち刃物 5品目&鍛冶人紹介
2. 三木金物の歴史
3. 使いたい「いいもの」

1. 播州三木打刃物 5品目&鍛冶人紹介

「鋸(のこぎり)」「鑿(のみ)」「鉋(かんな)」「鏝(こて)」「小刀(こがたな)」の中で、まず気になったのは何ですか?

どれから見ていただいても大丈夫です。
「いいもの」の裏側、ぜひ覗いてみて下さい。

こっそり!?教えてもらった「ウラ話」にも注目です!

のこぎり

のみ

かんな

こて

こがたな

2. 三木金物の歴史

鍛冶のまち三木のはじまり

およそ1500年前、播州地方の倭鍛冶と大陸から渡来した百済の技術集団の韓鍛冶が合流して、三木の地に住み着き基礎ができたのが始まりといわれています。
平城京・平安朝時代には三木地方の日原大工と呼ばれる大工達が多くの国宝級建造物を手がけました。

秀吉と三木 ~復興と発展~

戦国時代に入ると刀剣づくりが盛んになり、時の領主 別所氏も三木城築城や地子免除など手厚く鍛冶を保護しました。
しかし、1578年(天正六年)から2年近くも及んだ羽柴(豊臣)秀吉との合戦で別所氏は敗れ、三木の一帯は焦土と化しました。

合戦に勝利した豊臣秀吉ですが、保護政策を行い復興を手厚く保護します。
徳川の時代も免租地としての政策は続けられ、三木は見事な復興を果たします。

やがて、復興が一段落すると大工の仕事がなくなり、大工職人は出稼ぎに行くようになりました。その時に大工が持参した道具の素晴らしさが評判になり、道具を売るようになり、全国に三木金物の名声が広がっていったのです。

現在の三木金物

明治維新後、三木金物は更なる変化を遂げていきます。
洋鋼・洋鉄の輸入により量産化が進み、軍事土工用具や一般家庭金物も製造するようになりました。
第二次世界大戦後は、インド・米国・台湾・韓国等に輸出の活路を広げていきます。

現在は、世界中で三木金物の優秀性が認められ、大工道具、左官道具、作業工具、園芸用具等、多種多様の製品を生産し、世界にその優秀な三木金物を供給しています。

3. 使いたい「いいもの」

三木の「いいもの」見学、いかがでしたでしょうか?

ところで、これらの道具はどんな人が使うのでしょう。
大工?楽器職人?それとも… 主婦??

何に使うかはあなた次第。

やっぱり、鉛筆を削るなら小刀が一番。
最近の「だし」ブームにぴったり、かつお節削りで本格的に。
なんて使い方も、いいですね。

ご自身用にはもちろん、プレゼントにもおすすめです。「いいもの」、ぜひ体感してみて下さい。

のこぎり のみ かんな こて こがたな